サイトマップ

導入事例

月桂冠株式会社 総合研究所 技術情報課 福田様

月桂冠株式会社様より研究所員の方が行う環境学習の出前授業で用いる食品模型のケースをご注文いただきました。今回のインタビューではお問合せに至った経緯から納品された製品の感想までをお聞きしました。
京都市内小学校での環境学習の出前授業をはじめとした月桂冠株式会社様での環境への取り組みについては以下のサイトをご覧ください。

▼月桂冠「環境への取り組み」
http://www.gekkeikan.co.jp/company/guide/approach.html

今回納品させて頂いたケース

ケース仕様
■外箱:  被せ蓋コンテナ
■サイズ:  内寸 850 × 410 × 高さ 335 mm
■内箱:  C式蓋なし
■オプション:  緩衝材・ベルト袋取っ手等
■使用状況:  路線便・自社便両用
■内容物総重量:  約10~15kg
お客様からの課題 (1)必要な食品模型を効率よく探せ、紛失にすぐに気づけるケース
(2)多様な形状の食品模型を簡単に・短時間で梱包できるケース
(3)重い樹脂製の食品模型を安全に輸送できるケース
ヤマコーの解決策 (1)(2)緩衝材を食品模型と同形状にくりぬき、はめ込むだけで、梱包できるようにする。くり抜かれた位置全てに物が入っているかどうかで、簡単に紛失を発見できるようにする。
(3)底抜けの心配がないコンテナ型を採用する。食品模型は緩衝材で固定する。

お客様インタビュー

対談メンバー紹介
100年以上の歴史と伝統をもつ月桂冠総合研究所
はじめに、月桂冠株式会社総合研究所について教えてください。
福田様:
月桂冠総合研究所は『健をめざし、酒(しゅ)を科学して快を創る』という企業コンセプトに基づき、バイオサイエンスを活用した新技術の開発や新商品の開発を行う研究所です。例えば、日本酒ではじめてとなる糖質ゼロの商品化も月桂冠総合研究所による研究開発がもとになっています。
千葉:
そうだったんですか!!研究所の創設もかなり古いとお聞きしましたが。
福田様 :
はい、会社の創業は江戸時代の1637年(寛永14年)です。 その歴史の中で、当研究所の創設は1909年(明治42年)、2009年には100周年を迎えました。
千葉:
歴史と伝統をもつ研究所なんですね。
環境への取り組みを伝える京都市内小学校での出前授業
今回納品させて頂いたケースは、環境学習の出前授業でお使いとお聞きしましたが、どのような活動なのでしょうか?
福田様:
この活動は京都商工会議所が主催する「小学生への環境学習事業」の一環で、京都企業の環境技術や環境問題への取り組みを小学生に紹介する事により、「ものづくりする心」や「科学する心」を養う事を目的としています。
当社ではこれまでの研究活動を活かし、「はっこうで食べ物をおいしくする」「はっこうが地球をすくう」といったテーマで出前授業を行っています。
発酵と環境というのは、どういった繋がりがあるのでしょう?一見なんの関係も無いように思うのですが…。
福田様:
環境に優しい、新エネルギーの1つとしてバイオエタノールが注目されていますよね。
実はこのバイオエタノールは発酵の力で作ることができるんです。月桂冠総合研究所では、お酒のことだけでなく、バイオ燃料生産技術の開発研究も行っているんです。
千葉:
なるほど、幅広い研究活動を行っていらっしゃるのですね。
こういった出前授業は福田様が所属する技術情報課がご担当されているのでしょうか?
福田様:
私自身、はっこう博士に扮して授業を行う事はあるのですが、 特定の部署が担当しているわけではありません。この活動は研究所全体で支えています。

▲納品されたケースを確認する福田様
ケースご検討のきっかけは「紛失の心配」と「梱包の手間」
今回、プラダンケースの導入を検討なさったきっかけについて教えてください。
福田様:
先程もお話した出前授業の中で、発酵食品とその原料の組み合わせを考える「はっこう食品探し」のコーナーがあるのですが、その際に使う食品模型の梱包、保管に困っていたのがきっかけです。今までは食品模型を1つ1つプチプチで包んで、それをダンボール箱に詰めて運んでいました。結構、手間が掛るのですが、かといって貴重な食品模型が壊れてはいけないし…というジレンマがありました。
千葉:
たしかに、梱包する物の数や形をお聞きして、かなり手間がかかってお困りだろうなと感じました。
福田様:
そうなんです。開封と再梱包にかなり手間がかかっていましたし、梱包の仕方も毎回まちまちで破損の心配もありました。
なるほど、その他に何かお困りごとはございましたか?
福田様:
そうですね、この出前授業は何人かで引き継いでやっていますから貴重な食品模型がどこかで紛失してしまわないかという心配がありました。プチプチでいったん包んでしまうと物が見えなくなってしまいますし、担当者も全種類を覚えているわけではないですから…そもそも模型が無くなった事にすら気づけない状態が一番の心配でした。また、食品模型を部分的に使用する事もあるのですが、その時に欲しい模型をピックアップするのにも一苦労でした。

▲取っ手について説明する千葉
引越用食器ケースにひらめきを得ての問合せ
こういったお困りごとから弊社にお問合せ頂いたのですね。それでは、ヤマコー、あるいはプラダンについてはどうやってお知りになったのでしょうか?
福田様:
出前授業の講師の間からも食品模型の梱包や保管が何とかならないか、という声がではじめてたんです。その中で、CMのなんていったかな…引越の時に食器をいちいち梱包しないでそのまま入れられる箱、あれもプラダンだと思うんですけど、あれを作れないかなって話になったんです。
千葉:
あーなるほど、あれもプラスチックダンボールですね。
プラダンについては既にご存じだったんですか?
福田様:
知らなかったんですよ。ですから、まずはCMのアレは何だという所から調べました。それで、どうやらあれはプラダンらしいと分かりました。そうやってどんどん調べる過程で御社のホームページにたどり付いたわけです。

▲緩衝材の状態について説明する千葉
正直なところ、想定よりも高い値段でしたが、
本当に手間が省けると思い注文しました
担当営業として、まずはどんな提案をしたのでしょうか?
千葉:
梱包・開封の手間にお困りだ、という事と梱包を担当される方が毎回変わるという事をお聞きして、だれが梱包しても同じ様に梱包・開封できるケースにしようと考えました。また、紛失の有無が一目でわかるよう、食品模型が見える状態で収納しなくてはと考えました。具体的には各食品模型の形状通りに緩衝材を切り抜き、それにはめ込んで固定する形をご提案・お見積りさせていただきました。
お見積からご注文の間に社内ではどのようなご検討をなさいましたか?
福田様:
最初にお見積りを頂いた時、想定より高いというのが本音でした。社内でも、今使っているダンボール箱でもなんとかやっているのにわざわざ高い買い物をする必要があるのか、と。
その上でご注文頂けたのはなぜでしょうか?
福田様:
それだけ、現状に困っていたというのもありましたし、緩衝材のサンプルをみて、これなら本当に手間が省ける、紛失の心配もなくなるなという実感がわいたので、注文に踏み切りました。
実物を見ていかがですか?
福田様:
想像通りのものができて満足しています。これならかなり楽になるなと思いますよ。
千葉:
喜んでいただけて幸いです。

▲緩衝材の様子
大きな箱も持ちやすいように工夫を凝らしました(千葉)
逆にここはどうかなぁ~という点はございますか?例えば、大きさはいかがでしょうか?以前よりかなり大きくなったかと思いますが。
福田様:
そうですね~。大きさはかなり変わりましたね。まぁ、これは今後食品模型が増えた時のためにスペースを開けておいて欲しいと頼んだのもありますから。事前にサイズはお聞きしていましたが…こうやって以前のものと比べると大きさを感じますね。車に入るかな?
千葉:
今回ステーションワゴンに載せて持ってきたのですが、後部座席やトランクに問題なく乗るサイズですよ。
福田様:
それでしたら、問題なさそうですね。
千葉:
これだけ横幅が大きな箱ですが、リーチが短い女性でも持ちやすいように工夫してあるんですよ。通常の袋取っ手に加えて、ベルト紐が付いているでしょ、このベルト紐を持てば女性でも持ちやすくなっています。
福田様:
(実際にプラダンケースを持ち上げながら)なるほど。確かに。
千葉:
設計担当者が女性で、細部に女性ならではのこだわりがあるんです。例えば、食品模型もなるべく重心のバランスが整うように配置されているんです。重心によっても持ちやすさがかなり変わりますので。
福田様:
おぉ、そうでしたか。
重さはいかがでしょうか?私も持たせて頂いたのですが、結構重い感じがしますが…。
福田様:
重さはもともとの食品模型の重さでしょうね。前はダンボール箱を使っていました。今回、いろんな工夫をしていただいたおかげで、安定して持ち運びができますし、強度の点でも破損の心配がありません。
千葉:
いい事ばっかり言って頂けてとてもうれしいのですが…あとは福田様含め講師の方に実際に使って頂いて、どのくらい便利になるかですね。
福田様:
そうですね、でも実際以前の状態を知っているものだったら感動すると思いますよ。他の所員の感想や授業で使った感想もお知らせいたしますね。
※ 本インタビューは2011年7月に行ったものです。

▲実際にケースを持ち上げる福田様
掲載情報はインタビュー時に基づきます。2011年11月掲載。

私たちが担当しました

■営業部:千葉
最終的なご使用状況をイメージしながら仕様を考えました。納品時に喜んでいただけて、本当に良かったです。またこのようなご依頼をお待ちしております。
■製造部:佐藤
ケースを組み立てる時には、実際に使用する人の事を考えて、使い易いケースになるよう気を付けています。今回の月桂冠様のケースに貼り付ける緩衝材は、最近導入した(2011年6月)フォーム材専用カッティングプロッタで加工している為、特に緩衝材の精度が良く仕上がりました。

今回のポイント


プラダンと緩衝材の効果的な組み合わせにより、紛失の心配と梱包の手間を軽減させた。
緩衝材のサンプルを見て頂く事により、プラダンの便利さ、価値を実感してもらえた。

取材後記

今回の取材は月桂冠総合研究所様の一室をお借りして行いました。車を降りた瞬間に甘い酒粕の匂いがしたのがとても印象的でした。
本案件では、ケースを改善する事で「内容物を見える化」し、紛失の心配を低減させています。内容物の紛失という問題は、往々にして担当者の不手際のせいという結論に至ってしまいがちですが、問題の本質は使う人が「エラーを起こしやすい」ケースにあるのかもしれません。梱包上トラブルは、今回のようにケースを見直す事によっても低減させることができます。このケースなんだか使いにくい…梱包について悩んでいる…という場合にはぜひ弊社にご相談ください。

今回の事例と同じコンテナ型ケースは
こちらよりお問合せ下さい